メタルクライマーのブログ

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自作クライミングウォールep.9

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壁完成

自宅に念願のトレーニングウォールが完成しました!幅2メートル、高さ3.2メートル、115度(前傾25度)。

ムーンボードなどと比べると若干小さく傾斜も緩いですが、小さい部屋を最大限に活用する満足のいく出来でした。

構想1年、構造やら材料やらあれこれ考えてる時間の方が長かったっす。つくり始めれば早いもんで、着工から1ヶ月で完成です。

一応、新居なので若干気が引けましたが、簡単なので壁にがっつりとネジを打ち、2x4材で骨組を直に組む構造にしました。

 

ひさびさに2次元CADさわった

壁の設計は〜さすがに手書き図面は面倒くさいのでPCを使って図面を描くことにします。

 3次元CADには仕事で毎日お世話になっていますが、これを個人で使用するにはライセンス料が非常に高価なため(年間数十マン)壁の設計にはフリーの2次元CADソフトを使用しました。

昔学生の頃JW_CADってのを使ったことがありますが、似たような操作感のAR_CADを使いました。どちらも操作感ほぼ一緒でした。

www.ar-cad.net

3次元CADでの作画に慣れていると、2次元ってのは簡単な構造とはいえなかなか面倒くさいっす。

 

実際の作業に入ります。部屋の寸法測って、壁の中の柱の位置を確認して図面化していきます。壁の中の柱の位置は家の図面があれば、簡単にわかるはずです。ウチは455mm間隔で柱が入ってました。

 

構造体は2x4材で

2x4材はホームセンターで安価に買え、木材ですから加工も容易で大変重宝しました。壁に直接木材を取りつけています。

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費用 

メイン壁に加え、キャンパ壁、ハングボードも含め、ざっくり計算でトータル50万円くらいでした。

ざっくり内訳は

木材(2x4やホールドを取り付けるベニヤ):5万円

ビス&取付金具:1万円(色々トライ&エラーしたため使わなかったものも多数)

工具:5~10万円(マルノコ、計測器具、脚立など)

マット:12万円(一緒に仕立てたカバーがなかなか高価)

ホールド:20万円くらい?試しに欧州から輸入なんかもやってみた。

 

壁の全体像はこんな感じ

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ジムの年会員が10万程度と考えると、高いのかどうかわからない感じはしますが、先日のような大雪の日も早めに仕事からあがって時間を気にせずトレーニングができるという点ではお金ではない価値がある、と考えようと思います。

 

これからはコソ練が捗りそうです。いい感じの課題つくれないっていうのが難点。

先ずは年末年始でたっぷりついた脂肪を落とすところから・・・。

自作クライミングウォールep.8

自作ウォールもあと少しで完成というところ。

 

本日はナットの埋め込み。

Amazonで購入したTナット198個を埋め込んでいく…かなり地味な作業。

先ずはひたすら穴あけから。

ちょっと横着して二枚重ねで。

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ダルいか…と思っていたら意外にも一瞬で完了。罫書き線書き1時間、穴あけ30分くらいで完了。

次は一番の関門のナット埋め込み…穴にナットを置いてハンマーでぶっ叩く🔨のだが試しにやってみたところ、やはりうるさい。流石に近所迷惑感も否めない。これ198回やったら流石に苦情くるかな〜と…なんかいい方法ないかと考えふと思いついた。

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ナットを置く。

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当て木をして踏む。ミシッ…あ〜いい感じで板にめり込んで行く!この方法を思いついた自分に感謝。

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これを10枚。ハンマー使わなくても簡単にセット完了。1週間かかると思っていた作業1時間ほどで完了。

 

もう少しで完成だぁ〜

 

自作クライミングウォールep.7

メインウォールの作製。

前回までにつくったキャンパスボードと同じ、2x4をつかったフレームを組み上げ、ベニヤ板を貼っていく構造。

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↑仮組みしたフレームたち。

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↑フレームの接合はこんなイメージ。2x4材を12mm板を使って組み上げていく。

壁内の柱捜索、部材カット、ビス下穴あけなど施工前の地味な作業から始めてフレームの仮組み、取付を経て今今こんな状態に。

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実際に取り付けると想像よりもでかくて胸熱。鉛直方向の強度も十分だ。あとは板材にナット埋め込んで取り付けるだけだが…時間かかりそうだ。