メタルクライマーのブログ

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ハリボテ自作

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昨年末、トレーニング壁に続いてハリボテ自作しました。

自宅のトレーニング壁用に、いつものホールド屋さんから海外製の既成ボテを買おうかと思っていたのですが、商品をあれこれみるうちに、簡単なヤツなら自分でつくれんじゃね?と思うように。また、自作のいいところは自分の家に(壁に)あったドンピシャなサイズにできること。安上りですし、ちょっと面倒ですがDIYすることに。

 

【用意する材料】

早速ですが材料、そんなにないです。

塗装系以外は壁を造った際の余りものです。

そんなに大きくなければもろもろ買ったとしても4、5千円で手に入ると思います。

  1. 木の板材(板厚18のシナベニヤ)
  2. 木の補強材(2x2材)
  3. 塗料(アサヒペン:シリコンアクリル系の水性塗料)
  4. 木工ボンド(仮組み用)
  5. ビス(本固定用)
  6. Tナット(ボテにホールド取付ける用)

 

●塗料はこれ↓ 東急ハンズ店舗で購入しました。

200ccという少量で販売しており、水性塗料で匂いもほとんどなく、非常に良いです。塗った後(二回塗り)は若干のツヤ感とさらっとした手触りでした。

hands.net

 

【工具】(あった方が楽)

次に工具。今回作ったような四面体などのボテは取り付け面を平らにするには板を斜めカットする必要があります。気にしないのであれば直角に切りっぱでもよいかもしれません。

斜めカットには角度決められ一発で切断できるマルノコ(もしくはジグソウ)は必要です。人力でカットは相当大変っす。

  1. 丸ノコ(斜めカットには必須)
  2. 電動ドライバー(手締めしんどいので、ビス穴開けにも)
  3. クランプ(仮組時にボンド乾くまでの固定用)
  4. 塗装ローラーとバット

●塗装ローラーはこれ↓ こちらもハンズで購入しました。500円程度なので、気軽に使い捨てできるのが良いです。

item.rakuten.co.jp

 

【製作工程】

斜めカット部分とか、手計算するのはとっても面倒なので(想像するのもイヤ)

会社で休み時間にCAD使って板の図面まで作っておきました。

図面通りにカットしたのがこちら。ボテ2個分です。計6枚。

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 斜めカット部はこんな感じになりました。

バリは組んだ後、塗装前にやすりがけしています。f:id:metalclimber:20171120181007j:image

 

木工ボンド、マスキングテープ、クランプを使って仮組します。

ここで斜めカット3枚の併せ面が、ほぼドンピシャな平面が出ており、自画自賛します。f:id:metalclimber:20171120180945j:image

 

補強用の2x2材もボンドで仮固定。写真の時点では1辺にしか入れていませんが、しっかりと3辺すべてに入れます。この後クランプでしっかりと圧をかけ、乾燥するまで一晩放置します。

写真撮るの忘れましたが、ボンド乾燥後、ビスをボテの外側から補強用2x2材に向かって数本ずつ打ち込みます。

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最後に塗装。ローラーで丁寧に塗っていきます。一度ではなく、数度重ね塗りします。

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乾燥後に中からTナット埋め込めば完成です。

つけると壁が一気にソレっぽくなります。

今度は巨大ボテにでも挑戦しようか。

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