自作クライミングウォールep.6
遂に堂々の(ほぼ)完成。自作キャンパスボード!まさか家にこんなもんつくるとは…ジムが遠くてもこれがあれば多少は体の鈍りも解消できるはず!
オール木材で比較的安価に(材料だとこれで数千円)つくることができた。強度も申し分なく、ラングでダブルダイノしてもミシッともいわない。
この後ぼちぼち体裁を整えるための下部と側壁を作製したら完成だ。
上の写真の様に、骨組の接合部にヘタに金具を使わず、合板を使うだけでかなーり強度がある。よく売ってる海外製のDIY用金具はヘロヘロで使い物にならんかった。使い方の問題かもしれないが。
今回左側につけたのはメトリウスのラング『3XL』。
キャンパスラング 5本セット(XL): メトリウス | ロストアローオンラインストア
最近発売になった様で、写真の通り『M』と比べると相当デカイ、ガバです。5本セットで¥7,000程度。デカイ割りに値段は薄いタイプとあまり変わらず、お買い得な感じです。ダイノの様なダイナミックなトレーニングが捗る!
構想数ヶ月でやっとここまで来た〜。あとはメインウォールの作製を残すのみ!
自作クライミングウォールep.5
気がつけば約二ヶ月ぶりの更新。海外出張が続いてなかなか自作壁に真剣に取り組む時間がなかったが、頭の中でやっと構造が具体的になってきたので、帰国後久々に作業した。
先ずは超地味な下地造りから。ウォールの骨組を取り付けるため、先ずは家の壁の中を把握する。
下の写真にある針とセンサーで壁の中の柱構造を探っていく。
シンワの下地センサーEX(右)とどこ太マグネット付き35mm(左)
下地探し どこ太 Smart 35㎜ マグネット付 - シンワ測定株式会社
これらを使って柱位置を探索したのが上の写真。センサーでざっくり位置を測った後に針でプスプス刺して行く。針は壁紙の裏の石膏ボードは通り抜けるが、その下の木材では止まる。これでmm単位で境界を把握できるのに驚いた。
柱の境界線を探って中心部に線を引き、ここにビスどめをする。かなーり地味な作業でマジで飽きてくる。が、壁の土台となる部分、一番大事である。
センサーは壁内部の静電容量の変化を検知する仕組みらしく、ミリメール単位の精度は要求できないため、針式の『どこ太』は必須。マグネット付きのため、石膏ボードを固定するビスも探知できる、かなりの優れもの。
ノロノロと数日かけてやっとウチの壁の内部を可視化したところで実際に壁を造っていく。この時点で新築の家は罫書き線だらけ、穴だらけ、である。
ここから一気に仕上げる。思い切ってどーんと2x4材を取り付る。
傾斜はこんな感じ。スペースと木材の取り数を考慮して12度とした。
本日はここまで。
連休最終日、キャンパスボード完成となるか。